フリークエスト消化しろ!というような期間の中、ミニイベントが開催。
虚月館殺人事件に続いての投票形式のイベント、心が躍りますねぇ。
前回に引き続き『円居 挽』さんっぽいので、安心してお話を楽しめるのも〇。
時限式イベントなので、その日進めるところまで進んだら、フリクエ消化かマナプリ集めに戻るのが良いでしょう。
さらに虚月館と鳴鳳荘は小説化も決定しているとか!
これは購入すべきか迷いますよね。
あ、ネタバレありありで進んでおります。
当記事はこんな感じ
当ブログのイベント記事はこんな感じです。
- その時その時の感想を羅列(時系列)
- ネタバレは考慮せず、やっちゃう
- だれかと一緒にプレイする気分が味わえるかもしれない
ネットでイベントのことを検索している以上、この記事をお読みの方はネタバレ上等だと思います。
ですが、そうではないなら離脱推奨。
基本的には1マスター(プレイヤー)の感想の羅列です。
が、誰もがコミュニティに属して感想のやり取りができるわけでもなく、したいわけでもなく。
そういった人がなんとなしに他人(私)の感想を読みながら、自分はこう思ったけどこの人はこうなんだな~とか思っていただければ幸い。
難易度が高いと感じたら、自分が攻略する上で意識したことも書きますが……今回、ミニイベントですからね。
高難易度もおそらくないでしょう。
撮影のすゝめ
と、まあこんな感じでマイルームに合ってるなーと思うキャラで撮影しておくのが楽しい。
ちょっと工夫がいりますが、リゾートに遊びに来てる感のある画像もパシャリ。
画面の下の方から上の方にスワイプすれば、こういう感じに撮影できます。
小説版が出るってマジですか!?
おー、マジですね。とはいえ、私が確認した時は表紙の画像が無い状態でした。
FGOミステリー 惑う鳴鳳荘の考察 鳴鳳荘殺人事件 (星海社FICTIONS) ※アマゾンの商品ページに飛びます。
虚月館殺人事件の方は表紙ができているので、商品のリンク張っときます。
ホームズがお耽美ですねー。
お値段は双方とも1,458円。
FGOの横展開、去年から今年にかけて凄いなぁ。
小説版とゲーム版の違い
2019/05/16付の竹箒日記によると、小説版は『2部三章到達』でしたが、ゲーム版は1部とのことなので、ロマンが小説版だとシオンなのかな~とか。
そういった意味でも、小説とゲームでの違いを楽しめるとなると、やっぱ買うしかないですかね。
イベント『惑う鳴鳳荘の考察』攻略記録
攻略することがない(真顔
なので、感想ばかりになってます。ごめんなさいね。
第1節「『鳴鳳荘殺人事件』序」
よくある(?)腐敗した独裁政権の落日からお話が始まるわけですが……
アラフィフ、出番多くないですかね?
というわけで、革命軍が政権を取り時が過ぎた所からお話が始まるわけです。
始まりが昔の映画っぽい入りですごくいいですよね!
あそこだけ繰り返したくなるほど。
これはいい入りと思ったら……これです。
このイベントは良イベ(チョロい)
と思っていたらこれです。
え、アラフィフ、もう退場なの?実質ナレ死(笑)
てか、未亡人って式部さんかー、そうかー式部さんですかー。
しかも養女→妻とか凄いルートなんですが……そういえば源氏物語(小声)
続いて登場したのがこの二人。
余とかいってしまっているのが、素なのか”引きずられているのか”この辺が気になります。
なお、この二人の職業は猟師とのこと。
猟師にしては気位が高すぎませんかねぇ。
なるほど。
狙いは”コルテスの遺産”か、未亡人な式部さんか。
坂本さん、マシュ、トリスタンと来て最後に新顔。
神父、記憶喪失、新顔、凄い揃ってる(ワクワク)。
真名に関しては考察の方でネタバレをやっているので、記事の下の方へどうぞ。
最後にさらっとここにいる人間の名前を挙げてくれるのがありがたい。
全員そろったという事でパーティーでやることと言えば。
これ、フラグですよね!私、知ってます!
そしてやはり、退場者が出たところで次のお話へ。
第2節「イントロダクション」
え、ロマン!?
これ、第一部の話なんです?全然気にしてなかったのですけど。
なんか最近は最新ストーリーまで終えていることが前提のイベントが多かったせいで、気持ちが空回り中。
久々に見た気がするロマン、始めましてからの無茶振り。
これはひどい(これはひどい)。
ちなみにマスターはカメラマンという事で、すべてを視ることができる立場ですね!
式部の「演じることが主題となる物語」というのがポイントになりそうな予感。
第3節「アクシデント」
節のタイトルぅぅぅ。
これがアラフィフの腰が原因だったら笑うしかない。
とはいえ、これで一応式部さんの求めていた役者があらかたそろったようで。
お話はプロローグの撮影直後に移ります。
映画の話というイメージが入ってきたからですかね?
柳生さんが時代劇の大御所俳優に見えてくる不思議。
そして以蔵さんが坂本さんのバーターの若手俳優に見えてくる不思議。
以蔵さんの相手は苦難でしたか。
でも、演技自体はマシュが褒めてるからバーターの酷い演技をする若手じゃなかった模様。
良かった、カルデアには芸能界の腐った部分みたいなことはなかったんですね。
帰っていいよと言われたら、私なら喜んで帰るのですが、坂本さんが絡むと子供になる以蔵さんに対して、大御所のこの対応。
やはり大御所の俳優の貫禄、しかもイメージはイケイケだったころの石原プロの俳優さん。
戦闘で方をつけちゃうあたりが、私のイメージを加速させます。
アクシデントはこれでしょうね。
よかった、アラフィフの腰は関係なかったんだ!
書いていて思ったのは時代劇、ありなのでは?
戦闘自体はNPが貯まるタイミングで星も稼いで、スキル使って宝具AAEXで一気に攻めれば勝てますね。
最終的に柳生さんにうまく誘導されて帰るあたり、やはり以蔵さんはかわいい。
柳生さんも帰ったところに突然現れるこの男。
伊達男にもほどがありますね。
サラザールさんと共に、メインキャストの待つロケ現場へ。
かわいいからなー、ずっとこの衣装でいて欲しい(願望)
さて、3日という外道入稿を強要されていた式部さん。
図書室で会った時から様子がおかしかったので察していましたが……。
ですよねー。しかしかわいいな、この人。
でも、上手いです。時限式をよく表現していると思いました。
思っただけで、このシステムが許せるかは別のお話ですが……。
というわけでプロローグのラストシーンに戻ります。
そこは信用しているから口にしなくてもいいのに(笑)
というわけで、脚本ができてないので明日以降に続きます。
第4節「撮影は止まらない」
どうやら紫式部が倒れたのはシナリオではないみたい?
確かに、消滅してないという事はまだ役割があるのでしょう。
そんな中、そういえばという設定をちゃんと持ち出してくれるオジマン。
アーラシュの兄貴は空気が読める兄貴。ネタバレは良くないですものね。
というかこの段階ですでに色々と(サリエリとか)フォローしまくりの大英雄。
さて、ここで飲み物を用意したのはサラザールではなく、すでに入れられていたと判明。
だれが入れたのかというお話になるわけですが……
さすがアラフィフ、外さない男。
とはいえ今回は細やかな気遣いや計算ができる男として、この特異点に呼ばれているわけです。
誰かから頼まれでもしない限り動機もないし。
ナレーションもアラフィフのようですしね!
ぶっちゃけナレーションアラフィフで、この面子の映画とかボイスでお願いしたいくらい。
アラフィフが釈明しているとそこにカルデアから通信が。
早いよ、事件解決速いよ。
あっ(察
まあ、このスケジュールですからね、お薬にも手を出しちゃいますよね。
真実がわかりよろこぶアラフィフと、適当にあしらうジャンヌ・オルタの掛け合い、正直好き。
しかしここでホームズを出してくるのですね。
(このやりとりがしたいだけだったんじゃなかろうか)
解決はしたものの、紫式部が動けないのは変わらず。
アンデルセンとシェイクスピアはヘルプを拒否。
お話の方向は段々とあやしい方向へ。
この撮影方式は大丈夫なんですかねぇ。
流れを見てて思ったのは、この作家二人って役者をその気にさせるの上手すぎ。
マシュは看病でそれ以外のキャストは続行。
うーん、ちょっとわかる気がしますね、このサーヴァントたちが何か演じるというだけでニヤニヤしてくるって。
第5節「即興劇」
わぉ、なんかいい感じの演出から始まりましたね。
これはスクショだと味わえないので、マテリアル案件。
さて、一命をとりとめたガブリエラですが、依然として意識は戻らず。
そこに一石を投じるのは……
名探偵、まあ殺人事件という名目にしたからには、探偵役は必須ですよね。
とはいえ政府案件を片付ける解決屋のような仕事の模様。
依頼主は故ミゲルで、実質遺言のようなものでしょうか。
探偵もののメタもやってくるんですね。
この二つ名がつくということは、数クールはやってる探偵でしょう。
しかも”死神”とかついちゃっているのに自慢げなのがさらにメタいです(笑)
探偵が登場したことで、次は動機のお話。
ミゲルが遺したといわれている”コルテスの遺産”
それは単に不正の証拠や貴重な文書・芸術品などで、国への影響力が高いもの。
それを手に入れる、もしくは処分するのが目的ではないかという動機が示されます。
サラザールの劇中での容疑が晴れない中、毒の話からガルシアが妙なにおいに気がつき、走り出したその先には……。
ミゲルの存命中に描かれたものについ最近手が加えられた後が、そして絵具には有害な物質が含まれており、犯行に使われた可能性が高い。
つまり絵具を持っている人間は毒物を生成できたわけです。
とはいえわざわざ犯人が名乗りを上げるはずもなく……。
(マシュもトリスタンもこれがやりたかったんだなぁ)
とりあえずここまでの情報をまとめると
- 動機はミゲルの遺した”コルテスの遺産”と思われる
- 凶器は絵具から抽出した毒物(の可能性が高い)
- イシドロ(トリスタン)、アドリアナ(マシュ)は探偵役
探偵役が犯人とかそこまでメタらないよね?
以下劇中で出ている情報。
- サラザール:革命頃から記憶喪失。記憶があったとすれば?
- ローマ:実際に不正などの証拠を集めていた側。軍医だったわけですが。
- バルガス:遺産が一番欲しいのはこの人ですが……
- ガルシア:普段から毒見をしていたっぽい?
- アントニオ:何故手を尽くしてパーティーに参加したのか?が示されてない
- エリス:かわいい
絵のどこに手が加えられたのか、そして誰が手を加えたのかがポイントになりそうですが、即興なのでこれからまた動くんでしょうね。
第6節「シネマ・ビルダーズ
バトルが無いのでフリクエを潰しつつ、マナプリ集めをしている今日この頃な私です。
なお、皆さん即興なので新たに登場人物が増える可能性がある模様。
その辺はおいおいということで、ここでプロからのご意見。
これはあれのフラグですかね、よくある聞き込みで色々なことが判明していくアレ。
とはいえ式部さん、設定の説明前に倒れるとか可愛すぎですね。
なのでこうすることに。
うーん、この時こういったからこうなった なので、ストーリーからヒントを見つけるよりしばらくは楽しんだ方がよさげ。
私、明日まで犯人捜しを横に置きます。
サリエリさんはマリーのおかげで実に建設的なことを述べてくれるし、皆まじめだなぁ。
犯人が誰だか(自分ですら)わからないゆえの真剣な探り合い。
その合間に起きるサラザールの真名をめぐるコメディ感。
それにしてもこの話楽しいですね!
身分を隠し市井を守る元王子とかいうヒーロー、太陽の王子?う、頭が(オノレクライシス
オジマンディアスもにっこり。
こうやって演者によってキャラクターが魅力を持っていくのはいいですね。
一歩間違えると○○(役名)じゃなくていつもの××(演者名)とかいわれちゃうけど。
一方そのころカルデアではアンデルセンが式部さんのためにメモを探したり、ホームズが楽しそうに探偵してたり。
メモは見つかりませんでしたがホームズの気になっていることそれは絵師。
そうですよね、カルデアには超一流の絵師いますもんね。
いや、あの面子の中で~なんて思ってたので正直除外してました。
疲れたからもらった薬って、こんかい薬=アレですものね。
「夫婦っぽすぎる」というのがポイントですか。
第7節「哀しき暗殺者」
視点は舞台へと移り、場所は資料室。
十年前、他の人間が略奪をする中でミゲルはその不正の証拠を掴み、それが遺産として残った。
しかし鍵がかかっていなかったということは資料としての価値はなし。
外側の視点としてはローマという人間の補強でしょうか。
ここで最初に退場したダイゾーさんが出てくるんだ!うまいな坂本さん。
将官かなと思ったら一介の兵士、しかも暗殺専門とか。
そしてローマが見つけたものが何なのか?謎が増えますね。
一方こちらはノリノリなファラオ。
ファラオ渾身のアイディアにノリノリなサラザール。
横のアレがないので、皆でアイディア出し中なのですが、ファラオェ。
筋書きができてしまった、さすがすぎる。
やっぱり太陽の王子、オジマンディアスッ でいくんでしょうか(違
さて、それぞれがその筋書きの辻褄が合うようにアイディアを出すわけですが……ルルハワの記憶が自然に残っているのか、ジャンヌを姉と認識しているオルタ。
不憫な子(ほろり
……トリスタン細かく活躍しすぎというか、他が便利すぎるだけで円卓ってやっぱチートなんだなというのを今回のあれやこれで感じました。
ぽろろん → 我に返った! じゃねえよ(笑)
では撮影再開……と思いきや、シナリオに不満がある方がチラホラと。
主役になりたい人と、以蔵さんならこうだろうと考えちゃうお友達と、このままでは活躍の場が奪われる探偵役。
いいですね!キャラが動き出しそうな感じが素敵!
先ほどの打ち合わせ通りに動き出すサラザール、バルガスとガルシアの3名。
サラザールとバルガスが薬を取りに行き、サラザールが薬を落としてしまう。
瓶が割れる音の後に大砲の音という若干シュールな音の後。
で、続く。
これはあれでしょう、大砲の音だからサラザール自身の記憶がよみがえるパターン。
第8節「記憶の果て」
さて、お話は前回のシーンのちょっと前から。
アラフィフ仕事人のお仕事、舞台の裏側からという別の視点で見ているわけですが……
このドヤ顔である。こういう父親が欲しかったなぁ。
記憶を取り戻したと叫ぶサラザール、上で真名取り戻したのかな?と思いきや悪霊じゃん!
もしや監督さんですか?(違
主役を狙う者たちによる倒したもの勝ちバトル開始です(笑
本気半分・油断半分な編成でワンパン。
殴られて正気を取り戻し、ついにサラザールの真名が明らかに!
知ってた。
しかしここで霊基の限界が来て退場。
自分のアピールを忘れない……海賊とはいったい。
伊達男キャラが被ったトリスタンですが……
それは違うと思うの。
さて、サラザール役が消えてしまったことで、シナリオの展開がまた変更に。
犯人役か相打ちで退場か。
うーん、急展開、とはいえ昨日私は投票する時になってから考えると決めたので、流します。
お次はイシドロ&アドリアナに焦点。
話の流れから乗り遅れている探偵イシドロ、自覚があるのか無言で赤くなり
マシュがぶっこんできたー。
そしてなんとかその波に乗ったイシドロ。わかってなくてもわかった風でいける探偵、いいですね。
さて、場面は移ってカルデア、これまでの状況に対する作家たちのリアクションと、踏み込めずにいるホームズの理由が語られます。
”謎というのは疑うことで生まれる”、”疑えないことは考えようがない”、”正しく疑えない”
とりあえずこの辺を拾っておきましょうか。
ここでカルデアに通信が入り
オウフッ
このままではまずいと思っては見たものの、ホームズに自分のやり方は向いていないと言われてしまいます。
しかしそこはホームズ、推理ものとして面白くなるような推理のアドバイスをしてくれます。
まずゴールを決めて、そこに至るために都合のいいピースを集める
なるほどなー
良いアイディアを思いついたと笑顔で通信を切るトリスタン、大丈夫なんですかねー
いろんな意味で楽しみです。
聞いていた4人と1時間後のトリスタンとの勝負
というわけでそれぞれの考察を選ぶわけですね!
第9節「アーラシュの考察」
個人的にはたまには兄貴の気晴らしをしてあげたいわけで。
いつもステラしてもらってますし。
そのアイディアというと…
なるほど!これは面白いアイディア。
話の辻褄合わせとしては以下の通り
- ガブリエラの事件:サラザールは最初からバルガスを殺害するつもりだった
- バルガスの死:やむなくサラザールは実力行使に出るが、暗殺失敗
- サラザールの動機:ミゲルに暗殺を命じられた
- ミゲルは生きている:お疲れさまと言われてない→クランクアップしてないのでは?
- 画家:生きていたミゲル、なので真犯人はミゲル
アーラシュ兄貴のアピールポイントとしては、めったに見せない顔を撮らせてくれるとのこと。
正直言います、これが最後だったら確実にこれに投票していましたね。
最後のがかなり魅力を感じます。
第10節「坂本龍馬の考察」
つづいては坂本さん
すまんなトリスタン、円卓ギャグは晒しちゃうよ!
バーソロミューを視た後だから、伊達男感が凄い勢いで下がっていきますね(笑)
お竜さん、いたんだ!
さて、坂本さんのアイディアですが……
目的はダイゾーの行方の捜索、その為の資料としてのコルテスの遺産。
- ガブリエラ:ローマが薬を盛った。事件が起きればある程度鳴鳳荘の中を歩き回れるため
- どうやってグラスを選ばせたのか?:毒ではなく、単に疲労がたまっており、酒の後押しで倒れた。
- つまり?:診断のついでにローマが睡眠薬を飲ませた→薬を盛った。
- サラザール≠ダイゾー:無意識にでも県の稽古をしているはず。ただしダイゾー=以蔵さんに坂本さんがしちゃってる
- ダイゾー・オカ:日系三世、オカ=岡 日系人には名前に法則があるのに何故ガブリエラ?
- ガブリエラとは:ダイゾーの妹ではないか?
- ローマが劇中で見つけた資料:ダイゾーの死に関するもの。ミゲルの命でタンと戦い相打ち
ここまでがローマの目的。
で、落としどころはというと
- ミゲル生存説を採用し、ローマの相棒はガルシア。
- 二人で協力してミゲルを追い詰めると、驚愕の言葉が口から出てくる……
この続きはトランキーロ!あっせんなよ!ですね。
これは順番が悪いですね、アーラシュ兄貴が先に来てしまったので、後半の流れが弱く感じました。
とはいえ坂本さん&以蔵さんファンがどこまで票を入れるかが気になるところ。
第11節「サリエリの考察」
硬いなぁ、でもそこがいい!
決めたことはちゃんとやってくれるアヴェンジャー。
……アヴェンジャー(オルタの方を見ながら)
ともかく、映画というよりもアントニオという男が何を考え、どう行動するのかに主点が置かれてます。
そして序盤のこのシーンが伏線だったのではないか?というところから広がるわけですが。
王族ですら二人しか生き残らなかったのに、なぜ宮廷音楽家が生き残ったのか?
天才でもない人間を人は助けはしない、という仮定から入ります。
- なぜアントニオが生き残ったのか?:革命直前に宮廷音楽家を解任されていたから
- なぜ解任された?:才能がなかったから
- 宮廷音楽家として評価されなかった彼が、大衆音楽家として評価され、今日があるわけです。
これでアントニオ自身の謎の説明がされました。その次。
- なぜ鳴鳳荘に来たがったのか?:名声でも金銭でも手に入れることのできないものを求めて訪れた
- それは何?:宮廷音楽家たちが遺した楽譜
- 楽譜を欲した理由は?:もう一度楽譜を目にすることで、現在の自身と比べてどうなのか確かめたかった
ということで、アントニオ自身のお話は終わり。
結末は考えているようですが……トリスタンの出番があるぐらいしかわかりませんね。
つまり「アントニオの物語に魅力を感じるか否か」がポイントになってくる感じ。
前2つと比べてゴールが見えないのが、かなりきになります。
第12節「ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕の考察」
楽しそうで何よりです。
てか、すでに出ていた案はかなり強敵だと思うのですが、ここでオルタ。
ルルハワで創作したあの経験が活かされる時がきましたね!
そしてジャンヌ・オルタ、知識を漫画から得ていることをつい口にしてしまう。
さて、主張はというと……まずはエリスのキャラクターから。
- エリスの態度は:嫉妬ではなく執着である
- 執着だとしたらなぜ?:エリスとガブリエラは幼なじみ。ダイゾーの妹説も採用。
- 幼なじみ→ダイゾーの妹説のつじつま:ローマがエリスをダイゾーの妹と疑うなど、年恰好的にも問題なし
- エリスの成り上がり:もういちどガブリエラに会うため。
- 以上を踏まえてエリスの態度:ガブリエラの本音を引き出すために、絶交覚悟でしていた
となると今度は犯人の方ですが、ガブリエラの為にエリスが本気出すお話に。
- 犯人は?:使用人たち→サラザール
- 動機:コルテスの遺産。疑われないために外部の人間がいる時に犯行を行った
- サラザール:バルガスを殺して自殺に偽装しようとするも相打ちに
- サラザールが退場しているけど?:見えないところにも使用人がいるはず、基本的にカメラには映っていないということにする
- 最終的には?:マスターが犯人役に!犯人を指さすところでマスターが映るという仕掛け。
一番お話としてまとまってますね。
事件の解決までがお話としてできていて、アピールするのはエリスとガブリエラ二人のシーンと。
完成度は一番高いですね。
……これ、実はどの考察でも一枚絵が用意されてるんじゃないだろうかと思えてきました。
だとしたら式部さん&ジャンヌ・オルタの1枚絵とか超見たい。
第13節「トリスタンの考察」
さんざん自分の方が面白いアピールをしてきたトリスタンの考察がついに登場。
しかしピンチ、ネタが被ってしまった。
本編でもほとんど何もしてないし結局のところ
ですよねー。
しかしここでトリスタン、まさかの大逆転!
- 『鳴鳳荘殺人事件』の真相は前の4つのどれでもいい
- トリスタンは『漂流電脳空間ハリウッド 鳴鳳荘殺人事件』を解決する
これは最後にすごいのぶっこんできましたね。
『漂流電脳空間ハリウッド 鳴鳳荘殺人事件』だとすると……
- 紫式部の昏倒が実は事故ではなく仕組まれたものだとしたら?
- いったい誰が一番得をするのか?
結末は選んでのお楽しみ……というわけで投票に。
私が投票したのは?
トリスタンの考察に票を入れました。
理由は3つ。
- 劇中作の中はマシュが活躍するかも、劇中はトリスタンが活躍と2度おいしい
- さらにトリスタンにハードルとプレッシャーを与えるため
- 特異点発生の原因となった監督の無念すら作品にできるため
理由1つ目
探偵役が必要ならば劇中作ではマシュが活躍出来てマスターはにっこり。
トリスタンはメタいところで活躍出来てにっこり。
実は劇中作でしたというのは好きなギミック。
理由2つ目
この期に及んでさらにアドリブで先に流そうとしたトリスタン。
余程の切れ味を求められるわけですが、これを決めれば格好いい。
コメディ要員としてではなく、格好いい男性として〆て欲しいという私の願望。
理由3つ目
作品を作りたかったという監督の無念。
その思いも含めて特異点事パッケージとして舞台にして作品に。
実はこの形が一番きれいなんじゃないかなと感じたんですよね。
お話としては他の考察より正直劣ります。
しかしこの作品に携わった皆、無念にも倒れた式部さんなども含めて作品にできるのはこれだけかなぁと。
以上、私の投票理由でした。
考察用メモ跡地
アイディアに対して投票するようになったので、単なるメモに。
イベント『惑う鳴鳳荘の考察』開始時点の配役
- 柳生さん:リュウ・タン:ナダイ・ナーダ王国将軍、プロローグで退場
- 以蔵さん:ダイゾー・オカ:ナダイ・ナーダ王国兵士で暗殺者、プロローグで退場
- アラフィフ:ミゲル・アンヘル・コルテス:ナダイ・ナーダ王国副将軍。革命軍に協力して新政府を樹立、物語開始時点で死亡。ナレーションもアラフィフの模様。
- サリエリ:アントニオ・ロベルト・ジョビン:元宮廷音楽家→現売れっ子作曲家
- ジャンヌ・オルタ:エリス:アントニオの姪・歌姫
- 紫式部:ガブリエラ:ミゲルの養女、のちに結婚するも現未亡人。開始時に死亡?
- 坂本さん:ローマ・クレイシ:元ミゲルの部下で町医者。変わった経歴の持ち主
- オジマン:バルガス:猟師のふりをしてパーティーに参加。ナダイ・ナーダ王国の元王子
- アーラシュ:ガルシア:猟師のふりをしてパーティーに参加。バルガスの従者
- トリスタン:イシドロ・ポジオリ:旅の音楽家
- マシュ:アドリアナ・モリナリ:イシドロの助手
- なぞの伊達男:サラザール:神父・記憶喪失。
サラザールに関しては↓でネタバレしてます。
サラザールのネタバレ
わざわざ書くこともないのですが、一応分けておきます。
サラザールの真名はバーソロミュー・ロバーツ。『ブラック・バート』の異名で知られる大航海時代最後の大海賊。
拳銃と十字架、ハンサムでおしゃれな伊達男(史実とされてます)という見た目もバッチリ。
さらに第一部の第三章で黒髭氏が名前を口にしてました。
片目メカクレ系が好き、というのもイベントでマシュに反応したところと一致します。
黒髭氏は出てこなくても美味しいなぁ。
イベント『惑う鳴鳳荘の考察』の攻略と感想・結果(14節)以降
他を断トツで引き離してのジャンヌ・オルタENDの強さ。
キャラ人気かなぁ。
第14節「ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕END」
解っちゃいましたか。
そして犯人は……おまえだ!
と、画面についに現れるマスター。
もっとショックを受けてる表情とか欲しかった(笑)
真犯人もわかり、エリスがカオルに語り掛けて……。
……あ、あれ?思ったよりさっぱり終わってしまった。
第15節「ラッシュ」
こうして映画の撮影が無事終わったのですが……
戦闘?同人誌作成(せんとう)ですかね。
そしてようやく式部さんが目を覚まし、仮編集フィルムを見ることに。
仮編集で「ラッシュ」なんですね(へー)
それを見終わったわけですが、皆がふと思っていたところに触れることに
そう「源氏物語」臭がするよね!ってところ。
その他にも日本の古典が色々と。
竹取物語っぽい。
紫式部の構想を聞くと、やっぱりそれが一番だったんじゃないかなという話の美しさを感じますよね。
で、本の虫でもあるマシュはそういうのを感じ取ったのではないかと。
様々なところでも意見が出てますが、第二部のメタっぽいお話でもあるんですよね、今回。
私はこれを、イベントなどでちょっとずつユーザーを教育している、と感じてます。
最終的に到達する物語の最後を、どう評価するのか?
単に自分が思っていたエンディングではないと、安易に批判する人はこれまでのストーリーを読んでないか覚えてないよね?
そういう風な教育。
何かすべてを解決する手段はないのか?
マシュの想いもまた、ユーザーの代弁なんですよね。
さて、一方で悪だくみ(笑)をする大人たち。
こういうシナリオなら、やっぱロマンですな!ニヤニヤできますし。
そしてこういう演出をさせたらアラフィフのダンディさが、抜群に光ります。
そしてその問題とは……
このアラフィフは本当に悪い(ずるい)
第16節「甦る『鳴鳳荘殺人事件』」
さて、解決編。
悩むマスターとマシュの問題を解決するその方法とは……
そう、アラフィフ。
源氏物語なら、光源氏が主役の方がいいよね?的に思ってました。
そして最大のポイントとしては撮影がほぼ済んでいるという点。
私がトリスタンの案を投票したのは、ほぼアラフィフ案と同じ理由。
全部ひっくるめて作品にできるんじゃない?という想いからでした。
まさかそれがここでくるとは、熱い展開ですね。
という式部さんの構想を元に再編集+撮影をしていくことに。
案の定ホームズが邪推しますが……
今回ばかりはホームズ、格好悪いよ(小声
いや、アラフィフが出ずっぱりに感じてしまうから、そこへのツッコミも入ってるかもしれないかなぁ。
第17節「『鳴鳳荘殺人事件』破・急」
毒を飲んだガブリエラを皆が心配するところからスタート。
この展開で上手いなと思わせてくれる点が、バーソロミューが記憶を失っていたこと。
役名で呼ぶしかなかったため、映画として撮影していない部分もこうやって使える……凄い。
ただ、所々違和感があるのも確かだったりしますが、そこはスルー。
でも、本当に「ここでそれ使うか!」という編集の仕方しててゾクゾクしませんでしたか?
これとか。
こうくるのかーというのは言葉にできない衝撃がありますね。
そしてミゲルに関して新たな事実が浮かび上がり、
という考察に入るわけです。
そして明かされる革命の真実、ダイゾーの最後。
「以蔵さんは短気だからなー」、「柳生さんの大御所俳優感ハンパねぇ」
とか普通に楽しんでいたところまで作品に取り込まれてる、何回も書くけど凄い。
システム的には何の発展性もないけど、お話として・エンターテイメントとしての魅せ方は、確実に進歩していると確信しました。
ここも使うんだもんなぁ。
皆がミゲルに関して想いをはせていると、単独行動をしていたガルシアが手紙を手に戻ります。
それは故人からガブリエラへと宛てた手紙で……今回のパーティーの核心が。
いかん、それはずるい、お家でプレイしててよかった、泣きそう。
トリスタンも格好良く仕事をして終われるし。
個人的に、ここにきて表情が普段よりも優しく見えるというか、アヴェンジャー感を感じさせないサリエリがかなりグッときます。
そしてこの画像もこのお話の後なら確かに
とてもいい親子の絵ですよね。
そして時刻はスキャンダルという爆弾が爆発する時刻に。
皆がなにかしらの理由を付けて鳴鳳荘に残る中、ナダイ・ナーダの場末の酒場でも、その様子が知らされていて。
鳴鳳荘に招かれるとスターになれると噂に。
そしてその酒場のマスターはというと……。
最近ずっとアラフィフがずるい、格好良すぎてずるい。
そして映画は終わり、最大の矛盾点が最後に明かされるわけですが……。
この笑顔が答えでいいんじゃないかな。
1.5部、コルテス将軍としか呼ばないロマン、などなど色々とあったと思います。
思いますけどそういう細かいことは横に置いて、ロマンの笑顔が我々マスターにとっても最大の報酬だったんじゃないかなって。
イベント『惑う鳴鳳荘の考察』全体の感想
今までで一番よかったのではないでしょうか?
少なくとも今年、これを超える内容のイベントは来ないだろうなぁと思ってしまう位に。
最初は前回と同様にミステリーなのかな?と証拠を集めるつもりでプレイしてました。
途中でどのように話が作られていくのか、即興劇を眺めつつバーソロミューの顔見せをし。
心惹かれる5つの考察から1つしか選べないというもどかしさを味わい。
選ばれなかった結末も含めてよい終わりにしたいという、第二部を思わせる話に胸を痛め。
私の希望通りに、今回の事件にかかわった全ての人の為の作品が出来上がり。
矛盾点も飲み込んでいいんだというメッセージとロマンの笑顔できれいに終わりを迎えられました。
なんというか、すごく気持ちがいい読了感といいますか、ありませんか?いい映画を見終わった時の達成感というような感じの。
そういったものを今イベントでは感じたんですよね。
本当に良いイベントでした。
他の結末はこの後じっくり読みます(笑)